言葉を誰かに発するとき、
言葉はお互い同じ言語を理解していれば
知識として相手に知らせることができます
でも言葉の主な要素は「気」「エネルギー」
今朝、散歩して帰りに寄ったお寺で、そう感じることが起きました
よく行くガネーシャが祀られているお寺なのですが、
起きたまんまのスウェット姿だったので、寺の中には入らずに外で
靴を脱がずに手を合わせていました
いつもスウェット姿の時は、なんとなくそうしていました
そしてお参りを終えて、歩き出すと
サリーを着たおばあちゃんが私に近づいてきて言いました
そしておだやかな顔で
「ほにゃらら、チャッパル(サンダルのこと)ほにゃららほにゃらら」
チャッパル以外の言葉は現地の言葉で理解はできなかったけど、おばあちゃんのジェスチャーや雰囲気から
お寺に入らなくても手を合わせてお祈りする時は履物を脱ぐんだよ・・
と教えてくれているのがわかりました。
その言葉がまっすぐ私に届いたのを感じました
そしてお互い手を振って別れました
注意されたといえばそうなんだけど、
温かい気持ちが私を包んでいました
もしお寺で外国人がスウェット姿で、本来は履物を脱ぐのを脱がないで知らぬ顔でお参りしたら、怒り口調で注意する人もいるかもしれません
もし今回、おばあちゃんに怖い顔で怒られたら、
次回は必ず靴を脱ごう、と思うとともに自分を責めていたかもしれません。。
「あ~、よくいくお寺なのに無知だったなあ」などなど。
おだやかに教えてくれたおばあちゃんに「ありがとう!」って思いました。