週末、友人に「Nandhi Hills」に連れて行ってもらいました。
自然はやはり都会と空気が違って、いるだけで身体に知らぬ間にこびりついていた緊張をほぐしてくれました。
朝4時に出発しバイクで向かいます。まだ真っ暗で星が見えている中、静かでまだきれいな空気を吸いながら。
家からチャイを作って持っていったので、道中チャイ休憩をしました。
朝はまだ寒いのでチャイが身体を温めてくれます。
途中雨が降りましたが、大雨にならず目的地である「Nandhi Hills」につきました。
雨がふっていたため、景色は霧で真白くおおわれていましたが、それがなんとも幻想的で神秘的で身体が澄んでいくのを感じました。
週末であったり、コロナで長い間閉鎖された後の、久々の入場許可がでたこともあり、沢山のバイクや車が7:00のゲートオープンを待っていました。
ゲートがオープンするとクラクションや雄叫びで喜びを表現する人たち、
こういうところは国民性がでるなあ と可笑しくなりました。
朝は本当に空気が綺麗でした。
途中でバイクを止めて丘の上まで歩きます。
普段都会の道を歩くのは疲れるけれど、
自然の中を歩くのは全然疲れなくて、むしろ元気をいただいた気がします。
丘の頂上は風が強く寒かったけれど、
自然の中でたくさん元気をもらいました。
丘の上には900年前に建てられた小さな寺院がありました。
とても素朴なお寺で、
石の装飾が美しく、石像は一つの石で作られているそうです。
お寺の中は外の空気と違って静かでした。
祀られている神様に、「ここに連れてきてくれてありがとう」とお伝えしました。
頂上から少し降りたところにある、小さいお店でチャイと玉ねぎの天ぷらのスナックを食べて身体を温めました。
自然の中で暮らすことが難しくても、
たまに時間を作って自然の中に身を置くことって大切だなと思いました。