hibinote

日々のこと、感じたことをかいています。2019~2023インド⇒2023.7~現在日本にいます

高校生のとき

 

 

今日 周りで起こる出来事に文句を言い合っている人たちをみて

心がざわざわした

 

いつもだったら

いやだな、この雰囲気の中にいたくない

 

深呼吸をしたり、気分を変えるために席を立ったり...

しばらくすると

もとの気分に戻るけど

 

 

今日はしばらくそのざわざわがあって

 

ざわざわはありつつも

友だちと話したり、おいしいごはんを食べたり

シャワーを浴びてリラックスしていたら

 

 

高校生の頃の私を思い出した

 

今は私が頭の中で何を考えても、

びっくりすることや、悩むことはあっても

それを寄り添って聞いてあげる私自身がいる

 

 

でも高校1年生の時の私は

その寄り添う私はいなくて

 

いつもいつも自分を否定していた

 

 

 

中学までの慣れ親しんだ環境や友達と離れて

高校に進学した時

 

大きな敗北感のような

海でおぼれてしまったように感じた

 

子どもの頃から一緒だった中学までの友達や環境は

ある程度の同じ価値観、集合意識をもっていた

 

でも高校へ行ったら、なんだか周りは自由奔放だった

 

 

先生はただこなすように授業をしていて、

だから学生も授業を聞いていない

 

友だちともうまく付き合えなくて

無理して話を合わせたりしていた

 

私はどう存在したらいいかわからなくて

自分がなにを考えていて何がしたいのか

わからなくなった

 

部活もコロコロ変えて、最後には辞めてしまった

 

 

そして家では

お父さんのアルコール依存がひどくなっていた時期で

 

家にも居場所がないと感じていた

 

 

私は環境を憎み

自分を否定し続けていた

 

どうして学校のみんなと仲良くできないの?

どうしてこんな家に生まれたの?

私は必要とされていない存在なんだ

過去のあの出来事が悪い

学校が悪い

この世に生まれてきた私が悪い・・・

 

 

そんなことを思っているもんだから

 

 

だんだん食事をとりたくなくなって

 

体重は30キロをきってしまった

 

お母さんといろいろな病院へ行った

 

だいたい拒食症や摂食障害だと言われた

 

そして、そうなんだ

私は病気なんだって思って

 

その病気に関する本を沢山読み始めた

 

 

そんな状況で1年くらいたったとき

 

 

どこかの国の戦争の映像がテレビで流れていて

 

その戦禍の中で子どもを抱き、守る母親の姿を見た

 

私はその子どもが強烈にうらやましかった

 

そんな戦争の中にいる子どもをうらやましがる

自分にびっくりした

 

なにがうらやましいのか

戸惑いながら私の感じていることを

みていったら

 

戦禍の中でも、誰かに守られている

ことがうらやましかった・・・!

 

 

そして

もう拒食症だの言われるのも考えるのも嫌だ

 

病名とかで型はめされたくない!

 

私は誰かに優しくされたい!

私は私に認めてもらいたい!という感覚がこみ上げてきた

 

 

 

ひとりひとりの心が

自分から出たエネルギーを否定せず

受け入れて

喜びや安堵感の中に在って

それが周りに伝わって

 

それが地球に拡がるイメージがひろがった

 

こうして自分を型にはめることを

やめたとき

 

 

ごはんが食べられるようになり、

私の話を聞いてくれる

いい先生、友達とも出会う事もできた

 

 

リミッターが外れたように食べ始め体重も増えて、

時間をかけて

いい塩梅に落ち着いた 笑

 

 

その高校生のときの私に

今の私は寄り添って

だいじょうぶだよ~って気持ちを送ります